こんにちは、fukutomoです。うちのあにぃ(長男)は現在、小学1年生。
幼いころから絵本大好きで、毎日何冊も読み聞かせしてきました。気づけばこれまで読み聞かせしてきた絵本は数千冊以上。それでも「ママ読んでー」と今でも本を持ってくるあにぃを、私は毎回うれしくおもいながら膝にのせて読んでいます。
私は彼が高学年になっても、もういいよと言われるその日まで、読み聞かせを続けていくつもりでいます。

読み聞かせにこだわる理由は、2つ
1つ目は、親子のコミュニケーションを深める一番のツールだと感じているから。
というのも、読み聞かせをするときって子供を膝にのせたり、隣に座って読んだりとおのずと距離が近くなりますよね。体温を感じながら、リラックスして本の世界を共有する。同じタイミングで笑ったりツッコんだりしながら、「あのときの本がさー」と時間がたっても共通言語で会話ができる。
学校で何か嫌なことがあったり、元気がないときも微妙な変化に気づきやすくなる。あれ?何かあったかな⁇というくらいの小さな違和感をすぐに察知できるのは、読み聞かせで”いつもの表情”を知っているから。
年齢が上がるにつれて、「親に心配をかけてくない」と困りごとを話してくれなくなる事が増えてくるから、違和感をキャッチする感覚ってものすごく大事だなと感じています。
ちょっと強めに叱っちゃって、後で「言い過ぎたな」と思った時、こっちもきっかけがないと何となく謝りずらい。そんなときも、読み聞かせがあるとその終わりに「あのさぁ、さっきは強く言いすぎてごめんねー」とさらっと伝えられたり、リラックスして優しい気持ちになっているからかお互い許すモードになりやすかったりと本当にクッションの役割をしてくれるなと実感しています。
なので、これからさらに大きくなったときにも、本は親子の絆を根っこの部分でしっかりと支えてくれる大切なツールになると思っています。
そして2つ目は、頭の中で言葉をイメージする力を育てたいから。
小学生になって、計算は得意なのに文章問題は苦手って子いますよね。それは頭の中で文章や説明を絵としてイメージできていないから。文章問題や説明文を読むとき、ただ文字を追うのではなく、その情景を脳内で描けることが、思考力や理解力アップにつながると言われています。言葉を視覚イメージに変換することで私たちは思考しているので、思考力をはぐくむためには言葉を明確なイメージとして再現する練習が大事になってくるそうです。
これは糸山泰造先生の著書『子育てと教育の大原則「絶対学力を育てる7つのルール」』を読んで確信したのですが、聞いた言葉をイメージに変換し、それを”動かして”考える力が、学びの土台になるんです。詳しくはぜひ書籍を読んで納得していただきたいのですが、読み聞かせは、その力を自然に養える最高の方法だと信じています。
糸山泰造先生の著書『子育てと教育の大原則「絶対学力を育てる7つのルール」』は20年前に出版された書籍ですが、現在声高に叫ばれている早期教育の弊害や主体的な遊びから得る体験的学習の重要性。さらには高速・反復学習の弊害と思考力養成に必要なじっくり・ゆっくり・丁寧な学習についてその理由とともに詳しく述べられています。現在書籍として購入はできないですが、どんぐり書房からPDF版は購入できるようです。fukutomoは、子育てする母全員に1度は読んでほしい!と思うくらいおススメ&自分の子育ての方針について考えさせられた本です。
読み聞かせだけで安心してた…小1で直面した”読めない”現実
読み聞かせに力を入れてきて、年長で『ホッツェンプロッツ』や『はれぶた』シリーズなど、ストーリー性のある長文にも親しみ、聞く読書はバッチリ!と安心していました。
でも、小学校に入って数か月。私の中に、違和感が生まれ始めます。
宿題の音読で「お ば あ さ ・・・」文字を1音1音追うだけで、内容は全く頭に入ってないようす。そうかぁ読む練習してこなかったもんなぁ。読み聞かせの蓄積はあったけど、自力読みは全然できていなかったのです。
さらに、学校の図書館から借りてくる本は『おしりたんてい』と『がっこうのおばけずかん』だけ。しかも、自分で読まずに「ママ読んでー」モード。
「え?自分で読める本なのに?」
母、焦る。そしてどうせ読んであげるならもっと文字数が多いボリュームのある本を読んであげたいのに…と自分都合でモヤモヤ。一方的に他の本をすすめても軽く拒否。何なら今まで楽しそうに聞いていた読み聞かせの反応も薄くなり、どんな本を選べばいいのかfukutomoもだんだん分からなくなってしまいました。
このときの焦りと悩みがずっと続いていたら、
- マンガ(コロコロコミック)を読んでいる姿にイライラし、マンガばっかり読んでないでさぁーとグチグチ
- こんなおもしろそうな本あったよ!と”母が読んでほしい本”の押し付け
- 子供が ”自分で” 読めるレベルと、このくらいは ”読んでほしい” レベルの乖離に気づかずイライラ(子供も読んでみても、文字を追うことに必死で内容まで入ってこないからつまらない)
本ってつまらない!読みたくない!!と本嫌いになる危険性も大いにあったなと感じています。

ヨンデミーとの出会い。無料体験で悩みが一瞬で解決!
そんなとき、笹沼颯太さんの著書『ハマるおうち読書』を読んで気になっていた【ヨンデミー】というアプリを思い出し、まずは30日無料体験をやってみることにしました。
いまでは「ヨンデミー先生が呼んでるよ!」と一声をかけるだけで、自分で本を選んで読んで感想まで書くようになりました。そして、以前のように「早く図書館行こう!!」とワクワクで本を借りに行けるようになったことが母としてはいちばんうれしい出来事です。
以前の我が家と同じく、子供が自分で本を読まないとか、読む本が偏っているとか、絵が多い本やマンガばっかり読むとか、子供にピッタリの本が分からないというような事で悩んでいる方には何か参考になる部分があるかもしれないので、ぜひこの続きを読んでみてくださいね。
この記事では、実際にヨンデミーを使ってみた我が家のリアルな感想をお伝えします。本当にうちは効果抜群だったので、もし気になったら無料でお試ししてみてくださいね!(30日のお試し期間終了後は自動的に休会扱いとなり、勝手に課金されることがないのでそのまま忘れて放置したとしても安心です!)
最初は「本当にうちの子に合った本、選んでくれるの?」と半信半疑でした。それでも何の本を選べばいいか分からなくなっていたのでそのヒントだけでも得られたらいいかなと思っていました。でも実際にやってみたら診断の精度に驚きました。
うちの子にピッタリ!!本の診断方法
①好きな本のジャンルを選択肢から選ぶ(複数可)
②400字ほどの文章を読んで『簡単~むずかしい』までの5段階で評価を行う。
③その結果を元に新たにレベルを調整した文章が出てくるので同様に評価を行う。
④これを7回くらい繰り返すと、子どもの“今“に合った本を5冊ほど提示してくれる。
よく、本のおススメに何年生向けってあるじゃないですか?ヨンデミーのいいところは、この何年生向けっていう発想がないところ。難しさの診断基準は語彙、漢字量、文の長さ、表現における漢語と和語の割合。そういうところを丁寧に診断したうえでピッタリの本を選んでくれます。
そしておススメの5冊も難しさやジャンルの幅をもって提示してくれます。なので、子どもが読み終わったときに『おもしろさ、長さ、難しさ、かかった時間』を評価することで、次回はさらにその子にチューニングした本を選んでくれるしくみがあります。

子どもがハマった3大要素(収集・レベル上げ・コミュニケーション)
①【収集】読んだ本が「○○のしょ」にたまっていく!
読んだ本が、自分の名前がついた「○○のしょ」に追加され、表紙がコレクションされていきます。これはハマる子はどハマりします。笑。いますよね?チョコにおまけでついてくるシールを集めたり、ガチャガチャでフィギュアをコンプリートするまで集めたりする子。うちのいもちゃん(長女・年少)もまさにそのタイプ。(母から見れば)ただの石ころを大事そうに集めて、色分けしてケースに収集するような子なので当然夢中。視覚的に達成感を感じられるので、自分のコレクションをもっと増やしたい!という欲求につながり次の本へとまた手が伸びています。
あにぃは収集タイプではないけれど、それでも冊数を数えてニヤリとしていました。(←母、見逃がさず)そしてお気に入り順に並べ替えては、どうおもしろかったかをアウトプットしてくれたりもしています。
さらに表紙をクリックすれば、自分が書いた感想を見返せるし、登録している図書館の予約ページにも飛べるので、内容の振り返りや再読したい時もとってもスムーズ。
②【レベル上げ】ゲーマー心をくすぐるやりこみ要素
ミニレッスンや感想を書くたびにレベルが上がり、使えるアイコンや新しい機能が解放されていきます。
fukutomoも昔は大のゲーム好きで、ポケモンのレベル上げや牧場物語のレベル上げを寝る間も惜しんでやった経験があるので、ここにハマる人の気持ちはものすごく分かります。笑
あにぃも、あと○○でレベル上がる!と楽しみにしているし、レベルが上がると次にどんなことができるようになるかワクワクしています。新しくできることが増えるたびにさらにヨンデミーが楽しくなってきてさらにハマっているようです。
最近は「キャラクターとチャットで対話しながら感想を書く」機能が解放されて、お気に入りのページの写真やセリフを送ると、しっかり絵本の内容とそのページの事を踏まえたやりとりをしてくれるようになりました。チャット時に示される選択肢がいまいちなときには、自分で文章の入力もできてそれに対しても自然な答えが返ってくる…AIすごいな。
③【コミュニケーション】 ”会いたくなる先生”や”読書を楽しむ仲間”がいるから続く
毎日のミニレッスンは、2~3分のチャット形式。「今日はどんな気分?」みたいな会話や、本を使ったミニゲームなんかもしながら進んでいくので本があまり得意じゃない子でもハードル低く楽しみながら続けられます。そこから徐々にレベルアップしていって、自然と本の読みかたや感想の書きかたまで教えてくれる。毎日会話するうちにヨンデミー先生に愛着も沸くから、また今日もヨンデミー先生に会いたーい!!となってくれる。
本の感想を届けると、ヨンデミー先生と次回の約束する。あにぃはこれが結構効いていて、母が声をかけずともヨンデミー先生と今日約束してたからやる!と言って始めることが多いです。
他のおともだちの書いた感想を読んだり、いいね!することもできるので、「○○さん今日も感想かいてるわー!!読みすぎー!」と競争心に火がついたり、「いいね!もらえたー。俺もいいね!しようかな」と読書を楽しむ仲間の存在に気づけたことも続いているポイントかなぁと思っています。
親にとってのメリットも大きすぎる!
子どもが楽しんでるだけじゃないんです、親としてもありがたいことがたくさんありました。

◎図書館連携が神!
さきほどもチラっとふれたのですが自分がよく利用する図書館を登録しておくと、おすすめされた本をアプリ上でそのまま予約できるんです!これってものすごく便利。
そもそも図書館にその本があるかどうかも分かるし、探す手間も省ける。忙しい母にピッタリのシステムなのです。書庫内の本もあらかじめ持ち出して準備しておいてもらえるのでスムーズですよね!
我が家は図書館での検索の仕方や、本の置いてある場所・探し方も学んでほしいので時間があるときはなるべく子供と一緒に本探しからスタートするようにしていますが、時間がないときはさっと行って借りたい本を一瞬で手にして帰れるので、そのありがたさといったらないです。そして過去に読んだ本は感想とともに履歴が残るので、これおもしろかったからもう1度借りたい!!ってときに、そのページから何度もまた借り直せるのもいいですよね。
◎悩んだらすぐに相談できる!LINEでの個別サポートが手厚い!
もう1つfukutomoが感動したのがこれ!!なんと読書のことで悩んだときにLINEで個別相談できちゃいます!よくあるお悩みQ&Aもありそこで検索もできるのですが、個別にだって相談できちゃうんです。しかも講師の先生がほぼ1営業日以内に丁寧な長文で返信してくださいます。
fukutomoも実際に相談しました。
あにぃが自分で本を読むようになってしばらくしたときに、早く感想を送りたいから『家にある本』その中でも2.3歳向けの『いわゆる簡単な本』を読みたいと言い出した時がありました。
「たまにはそれでもいいかと思う反面、今後しっかり本を読んでいけるようになってほしいと思うとモヤモヤしてしまい…」という内容相談に対して、「それは見守ってOK!1人でも余裕で読めた!という達成感が次の本を手に取りやすくなる」のように、今後の対応とその理由を根拠をもって示してくださり、声がけのポイントやステップアップの順序など非常に細かく長文でお答えしていただけました。
これからも悩みは尽きないと思うのですが、このようにいつでもサポートしてもらえる体制があるっていうのは本当に心強いなぁと感じています。
24時間・回数無制限のお悩み相談&読めば読むほど無限にその子に合ったおススメ本の提示、これで月額2980円(2025.10.現在)は安すぎる!!とfukotomoは感じています。
強いてのデメリットとは…
強いてデメリットを…というのであれば兄妹がいるともう片方もやりたくなる。
母としては正直、片方のアカウントで2人とも楽しんで欲しいと思うのですが、もちろん本のレベルも好みも違うし、”自分が読んだ本”をストックしていきたいから別々のアカウントが欲しくなる。そうすると追加でお金がかかってくるというところでしょうか。
いもちゃんはまだ4歳なので、自分で本を読めるわけでもないし正直全然いらないと思っていました。(あにぃの真似したいだけですぐ飽きるだろう!無料体験だけね♡って気持ちで登録してあげました。)
結果、いもちゃんの方がやる気まんまんで毎日ヨンデミーやりたい!というので本登録へ。いもちゃんにレベルを越されたくないのであにぃも負けじと参加する。お財布はちょっと痛いですが、あにぃのやる気UPという点ではいい流れができているかなと思います。そう思いたい。笑
まさかのいもちゃん参戦で出費がーーー!!って感じですが兄弟割のおかげで、いもちゃんは1000円引きの月額1980円。ありがたやー。
どんな人におススメ?
おススメする人
- 読み聞かせは好きなのに、1人読みが全然すすまない
- 1人読みに移行してほしいけど方法が分からず悩んでいる
- 子供の好みが分からなくなってきた
- ”何年生向け” ”何歳向け” の文字が気になっちゃって、子どもにピッタリの本が選べているか自信がない or そこから外れた本しか読まず不安
- ゲームや動画に夢中で読書に見向きもしない…けど読書好きにしたい
- 好きな本が偏っていて広がらない
- 図書館をよく使う
- 家が購入本であふれると困る
おススメしない人
- すでに本が大好きで読書に夢中
- 対象年齢を気にせず、マイペースに読書を楽しめている
- 読む本のジャンルも幅広く自分で選べている
- 世間一般で良いと言われている高評価の本やベストセラー本を中心に読みたい
- おススメ本をお家に届けるサービスをしてほしい

他社の絵本選びお手伝いサービス
他社でその子どもにピッタリ合った絵本を紹介してくれるサービスを探してみましたが、見つかりませんでした。
ただ、年齢や学年にあわせた厳選した良書を毎月お家に届けてくれるといったサービスは複数見つけたので、もし自分にはそっちが合っているわと言う方はぜひ参考になさってください。
【絵本ナビ(絵本クラブ)】
子どもの年齢に合わせて、毎月おすすめの絵本を2~3冊届けてくれます。0歳から12歳までの細かなコースがあり、それぞれの発達に合わせた絵本を編集部が厳選してくれます。例えば小さいうちはリズムや色を楽しむ絵本、成長すると心に残るお話や考える力を育てる作品のようにステップアップしていくようです。月額およそ2000円~4000円(税込)+送料(594円)で、届く前に内容を確認できるので持っている本の入れ替えや追加注文もOK。
【童話館ぶっくくらぶ(絵本の定期便)】
こちらも子どもの年齢に合わせて、毎月スタッフが選んだ2冊の絵本や童話が届きます。0歳から15歳・そして大人の16コースを展開。流行よりも長く愛されてきた名作を中心に選んでくれるようです。月額およそ2000円~3400円(税込)+送料(220円)で手持ちの本と重なる場合は、事前連絡で変更も可能のようです。
各サービスを比べてみました
| 項目 | ヨンデミー | 絵本ナビ定期便(絵本クラブ) | 童話館ぶっくくらぶ |
|---|---|---|---|
| 対象年齢 | 小学生中心 | 0歳~12歳 | 0歳~15歳&大人 |
| 形態 | デジタル(アプリ)を中心とした読書支援と悩み相談 | 紙の絵本を毎月配本 | 紙の絵本を毎月配本 |
| 月額料金目安 | 2,980円 兄弟は割引されて1,980円 | 約2,000~4,000円程度(コース・冊数により変動) +送料594円 | 約2,000~3,400円程度(2冊)+送料220円 |
| 冊数・ペース | 制限なし | 月2〜3冊(コースによって異なる) | 月2冊が基本 |
| 選書・本の特徴 | 子どものレベル・好みに応じた本をアプリ内で推薦 | 編集部が年齢別に良書を選定。名作+新刊を織り交ぜる | 名作・良質な童話中心。 復刻本を含むこともあり |
| 本の入れ替え・変更 | アプリ内で変更可能 | 配本予定を事前に確認でき、すでに持っている本は入れ替え・追加可能 | 重複しそうな本があれば事前に連絡して変更可能 |
| 重複回避 | アプリ内で調整可能 | 持っている本との重複を回避できるよう配本前の確認機能あり | 配本予定リストでの確認や事前連絡による調整機能あり |
| 無料体験/試用 | 30日間無料体験あり | なし | なし |
まとめ ヨンデミーで、読書って楽しい!に出会えるかも
「何を選んだらいいか分からない!」
「読書が好きになってほしいけど、声かけに疲れた」
もしかしたら、そんなお悩みの解決のヒントになるかもしれません。自分にとってお気に入りの1冊に出会えたら、読書ってもっと夢中で楽しいものになるはずなんです。
でもね、宝探しと一緒で何冊も何冊も試してみないとその1冊とはなかなか出会えない。
ヨンデミーはそんな宝探しを一緒にしてくれる冒険のパートナーとなってくれると思います!
